決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 小西です。

先日、所内の終日研修がありました。

その中で中小企業診断士講座の時間があり、企業の経営戦略について学びましたので、
一部紹介させていただきます。

事業を拡大するうえで、まず考えなければならないことは
今後の成長戦略の方向性を分析することです。

その方法として、「製品-市場マトリックス」があります。

これは、製品と市場を軸にし、それぞれ既存と新規を分類した表を作り、
成長戦略を下記の4つに分類し、分析するものです。

「市場浸透」・・・・・・既存市場に既存製品を投入していく戦略
「新製品開発」・・・・既存市場に新規製品を投入していく戦略
「新市場開拓」・・・・新規市場に既存製品を投入していく戦略
「多角化」・・・・・・・・新規市場に新規製品を投入していく戦略

ポイントは順番があるという事です。

初めは「市場浸透」、次に「新製品開発」・「新市場開拓」、最後に「多角化」について
戦略を分析します。

事業を拡大したいからといって最初から多角化を考えても、
例えば、税理士法人がたこ焼き屋をやるようなものなので、当然リスクが高いのです。

まずは既存の市場で、既存の製品を売ることを考えることが大切です。

売る側は製品の特徴や利点をよく知っているしお客様もその製品について知っているので、
需要があるのに提供不足な製品はないのか、需要がないのに提供している製品はあるのかなども
見つけやすいのです。

事業拡大というと、すぐに新しいモノや場所で考えがちになりますが、
まず現状の、今あるモノや場所での戦略をもう一度考え直していくことの重要性を知りました。

決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 小西でした。


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