ロープレの大切さ
2015.11.24
税務
御堂筋税理士法人の山根です。
弊社では毎月、新入社員を対象にして、
お客様から受ける質問を想定したロープレ
を行っています。
具体的には、社長とのコミュニケーションの場を
想定して、社長役の人と報告者がロープレを行います。
ロープレには原稿があって、報告者はその月のテーマに
関するものを事前に読み込んでおいて、ロープレに臨み、
振り返りを行うといった流れです。
私は、社長役で報告者に対して、
質問を投げかけるのですが、
何回も繰り返している中で、
私が感じた成長のステップとしては、
①原稿の内容が理解できる
②原稿の内容を覚えていて、報告できる
③社長のニーズをしっかり理解して適切に回答できる
④③を、経験や具体例を交えながら、分かりやすく回答できる
が挙げられます。会計や税務のこととなると
どうしても専門用語が多くなってしまうので、
いかに専門用語を使わずに伝えるのがポイントに
なってきます。
また、私自身も社長役をしながら、
「自分だったらこういう言い方をするな」
「○○社長ならここも聞いてきそうだから、準備しておく必要があるな」
と自分に置き換えて考えることができるので、
とても勉強になります。
ロープレは、する側は様々なフィードバックを
受けることができ、成長に繋がるのはもちろんのこと
教える側も勉強になり、とても有意義な時間となります。
ぜひみなさんのお会社でも、
社員教育の一環として
ご検討してみてはいかがでしょうか。
特に営業マンのスキルアップには絶大な効果
が期待できるかと思います!