ヤマハ工場見学
2011.10.11
税務
決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 扇原です。
先日、工場経営研究会で
浜松のヤマハ発動機㈱に工場見学に行ってきました。
工場見学は全員で約30名ほどで、
私たちが見学したのはバイクの組立でした。
私の中で大企業の工場というものは機械化が進んでいて、
あまり人の手で組み立てたりしないというイメージがあったのですが、
実際にはほとんど人の手で組立が行われていました!
フレームにタイヤをつけたり、エンジンをつけたり、
さまざまなパーツをつけて組み立てる工程を見学させていただきましたが、
やはりバイクなど身近なものができていく過程を見ると
なぜかとてもワクワクしました。
あと、驚いたのが工場内が非常にきれいで、
奥の方まで見渡せました。
工程ごとにとてもきれいに整理されていて、
モノが山積みになっていたり
ということはほとんどありませんでした。
工場見学のあと、
ヤマハの社員の方から講演があり、
生産の方法は「理論値生産」というものを導入しているとのことです。
理論値生産とは、理論的にはどこまで生産ができて、
どこまで効率化が図れるのか、
また、それに至るまでにはどうすればよいのかを考え、
生産するというもののようです。
実際には、作業を価値作業と無価値作業に分けて、
価値のある作業のみを徹底的に行い、効率化を図るということで、
具体的には作業点の60㎝に工具やパーツを準備し、
無駄な動きを少なくして、できるだけ効率の良い作業を行うというものでした。
もちろん、それ以外にも作業者の方々の作業の習熟度合いのチェックや、
日々の改善活動など非常にたくさんのことに取り組まれていて、
私たちが見学させていただいたのは一部ですが、
非常にいい勉強になりました。
最後にコミュニケーションプラザという、
ヤマハの施設内にある展示施設で、
完成した様々な種類のバイクや車を見学させていただきました。
写真はその施設に飾ってあったバイクです。
以上、決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 扇原でした。