コーチング研修に参加して
2014.04.07
税務
御堂筋税理士法人 佐伯です。
先日、事務局として弊社で開催された
コーチング研修に参加しました。
コーチングとは、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが
一言で言うと「傾聴して相手のやる気を出させるためのスキル」です。
この傾聴と言うのが重要です。
皆さんは部下と面談などをしている際、
口をはさまずに部下の言っていることを
最後まで聞ききっていますか?
この質問を投げかけると大半の方が
「出来てへんなぁ」と言われます。
どうしても上司である方が一方的に話してしまって、部下はうなずくだけ
といった面談が普段行われているケースが多いみたいですね。
しかし、これですと部下の本当に困っていることや悩んでいることについて
見逃す可能性がでてきます。
それは、最後まで聞いていないため本質からズレたアドバイスをしている
可能性があるからです。
そのようにならないためにも、
①様々な質問を投げかけ
②相手の反応を観察し
③最後まで聞ききる
ことが重要となってきます。
そうすれば、部下の方の本当の悩みが浮き彫りとなり
その悩みに対する解決方法をアドバイスすることができたり
部下自身が話している途中に解決策について
気付くことができたりします。
この事を発話思考といいます。
これは、上司の意見を押し付けるのではないため
部下のやる気にもつながります。
上司としては、問題と感じている内容などについて
コーチングをすることで、部下が自分で気付き発言し
やる気にもなる。お互い良い事づくしですよね。
是非、皆さんもコーチングスキルを意識しながら
面談を進めてみてはいかがでしょうか?
詳しいスキルを知りたい方につきましては、弊社開催のコーチング研修へ
おこしくださればと思います。