アンケート報告会
2012.03.23
税務
決算書分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 松本 です。
あるお会社にて全社員を対象に
実施させて頂いたアンケートについての報告会を行いました。
「アンケート結果は、みんなに配信したけど、
何も反応がないんだよね。どうおもっているのかな。」(社長)
「アンケートには、皆さんご自分の意見をかなり書かれていましたよね。
今後の会社の取組課題を共有する意味でも報告会はいい機会になると思います。」(私)
今回のアンケートは、弊社に直接郵送形式でしたので
アンケート結果の集計結果以外、
誰がどのようなことを記載したかということは、
社長にもご報告はしないというものです。
私は、ファシリテーターとして報告会に参加させて頂きました。
まずは、グループ(5人)でアンケート結果についての感想を話し合ってもらいました。
○社員が一丸となりつつある
○システムの導入により仕事の効率化がはかられている
○経営のビジョンについては明確になっている
△社員同士本音でぶつかる場がない
△人の定着率が悪い
次に、今後の会社の取組課題について出た意見は、
■新製品の開発・・・既存商品のリニューアルも重要、全社での新商品の情報の共有
■人材育成・・・リーダーの育成、権限の明確化、引き継ぎマニュアル作成、
■業務改善・・・業務のフローチャート作成、標準化
社長からメンバーへのメッセージとしては、
・マーケティング、業務改善、人材育成については、
レベルの差こそあれ、どの会社においても常にある課題であり、
着実にステップアップしてきていると思う。
・人材育成については、今後教育プログラムに基づき取り組んでいくこと。
また次のステップとして人事評価とリンクさせていきたいとのお話がありました。
・まだまだ、皆さんは、自分に優しく、他人に厳しい。とのお言葉も
また、社長からは、「他部署とのコミュニケーション」
についての課題もあがっていたので
今回は、皆さんでコミュニケーションをとるという点でも
よい機会であったとの感想も頂きました。
年に一度のアンケートによる社員の方の会社の評価の定点観測は有効ですよ。
決算書分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 松本 でした。